2021年8月15日日曜日

パラリンピック守る白岩ささら


 東京2020パラリンピック聖火の「採火式」。仙北市は白岩地区のお盆行事に加えていただき、白岩ささら舞のかがり火から採火を行いました。ささら舞で清められたかがり火は悪疫退散にご利益が抜群です。記録によると…。

 白岩ささら(県指定無形民俗文化財)は、400年前に佐竹氏がお国替えで常陸から久保田へ入る際、その行列の先頭で行われていた悪疫退散の演奏や舞が源流だと伝わっています。私はごあいさつで、「佐竹氏を悪疫から守って来たのが白岩ささらです。きっとコロナの感染拡大から、今回の東京パラリンピックを守ってくれると思います。そして日本を世界を守って欲しい、そんな思いで聖火の種火に白岩ささらのかがり火を提供することにしました」と。

 仙北市内には多数のささら舞が伝わっています。しかし、お盆にご先祖さまの慰霊の舞を奉納できる地域は数ヶ所しかありません。改めて採火にご協力をいただいた白岩地区の皆さまに感謝を申し上げます。


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