2021年8月28日土曜日

祠の中からお面が睨む


 仙北市内2ヶ所で道祖神のお面を見つけました。左は角館羽黒堂の祠に祀られたお面、右は田沢湖碇の祠に祀られたお面です。

 お面は人形道祖神の一部だと思います。集落に悪疫が侵入しないよう、祠の中から睨みつけていました。最近の標的はきっとコロナウイルスです。人形道祖神は鹿島様と言ったりお仁王様と言ったり、ショウキサマ、ワラニンギョウ…、いろんな風に呼ばれています。この写真のお面は、昔からお面だけだったのか、それとも胴体が作られなくなってお面だけが残ったのか、地域の皆さんに聞いてもよく分かりません。

 ご存じの方はお知らせください。また市内の祠やお堂に祀られているお面があったら、ご連絡をお待ちします。
※参考文献「村を守る不思議な神様・あきた人形道祖神めぐり1/2」著者:小松和彦 絵:宮原葉月 印刷製本:株式会社グラフィック

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