2016年2月7日日曜日

若者の地元定着を考えるシンポジウム

写真は、2月6日午後に開催された「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業2015in秋田」(会場:秋田文化会館)のシンポジウム風景です。壇上には佐竹知事、三浦商工会議所会頭、湊屋秋田銀行頭取、斉藤北都銀行頭取がいて、秋田大学・県立大学・看護大学、教養大学、秋田工専などの学生の質問に答えていました。

 今回の行事は、「若者の地元定着の促進と若者の育成」がテーマです。学生の皆さんからは、何よりも県内企業の情報が少ないことに不満の声が多かったと感じます。一方で起業家として秋田で会社を立ち上げたいけれど、そのノウハウを学べるプログラムが欲しいと言う要望もありました。

 この意見交換の前、特別ゲストとして石破茂地方創生担当大臣が「地方創生を進める上で高等教育機関に期待するもの」と題した講演を行いました。実はこの日、石破大臣は午前も別会場(冨樫博之代議士の勉強会)で講演をしていて、自分はその両方に参加させていただいたので、二度お話しを聞くことができました。
 
 ところで午前の講演が終わった後、冨樫代議士の特段のご配慮で、石破大臣とお話をさせていただく時間をとってもらいました。特区のことはもちろんですが、自分は田沢湖再生について詳しくお伝えしました。昭和15年の玉川温泉水の導水で、田沢湖の生物系が死滅してしまったこと、現在はクニマスの里帰りを県と一緒に進めていること、しかし現状のままでは田沢湖は再生できないこと、世界湖沼会議が2018年には日本の茨城県で開催となりそうなこと、そうなったら仙北市で分科会が開催できないかと考えていること…。石破大臣は一つひとつに頷き、先ずは情報の共有をしようとお話をくださいました。ありがとうございました。

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