2016年2月12日金曜日

全員協議会で次期総合計画を審議

本日午前、市議会全員協議会が開催されました。今回の案件は次期総合計画の審議です。目標設定数値のこと、産業振興策の考え方、市役所の市長部局3局体制について…などなど、多くのご指摘をいただきました。内容を精査し、再調整して計画に盛り込みたいと思います。
 
 ところで開会のあいさつで、私から下記3点についてお話しをしました。市民の皆さんにお伝えします。

1)2月10日、市民福祉部市民生活課の元環境保全係長による一般廃棄物最終処分場の委託業務に係る贈収賄事件の判決が言い渡されました。判決の主文は懲役2年6月、執行猶予5年、追徴金6,279,310円です。また古山被告と伊藤被告は懲役1年6月、執行猶予3年です。改めて議会の皆様、市民の皆様にお詫び申し上げます。二度と同じ事件を起こさないよう、議会の皆様のお力もお借りしながら、職員の綱紀粛正、コンプライアンスの徹底に努めます。

2)続いて新市建設計画についてです。先ごろ県との事前協議が整いました。県にはその対応で最大のご協力をいただきました。この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。この後、本協議となりますが、市の状況をしっかりお伝えし、知事から意義なしとの回答をいただけるよう努力を続けます。

3)市議会庁舎建設特別委員会から、事業費削減の検討を依頼され、先の特別委員会で検討経過を報告しました。これまで大きく3点について再検討をしています。
①構造の見直しについて: 基本構想では、鉄筋コンクリート造りで試算をしていましたが、これを重量鉄骨造りで再試算しています。
②床面積の縮小について:基本構想では病院管理棟に加え、増改築分と合わせて6,000㎡としていましたが、角館駅前案を提案いただいたことで再試算し、効率化を進めて5,500㎡程度まで縮小できると考えています。
③発注方法について:基本設計・実施設計業務委託と、建築工事等を別々に発注する従来方法に比較し、合理的と思える設計施工一括発注方法を提案しました。先の特別委員会での議論も踏まえ、提案は提案としても、設計施工一括発注方法にとらわれない従来の発注形態、また分離発注形態など、広く検討したいと思っています。
 いずれにしても、この3点を中心に全てにわたる見直しを進めることで、基本構想でお示しをした約27億円の事業費と、角館駅前案の乖離額10億円の削減は、クリアできるものと見込んでいます。

 などです。
※写真はイメージです。

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