2016年2月11日木曜日

紙風船上げで中島健さんに感謝状

仙北市西木町上桧木内地区の『紙風船上げ』です。起源は江戸末期、鉱山開発で阿仁銅山に向かう途中に平賀源内が伝えたと言われています。戦中・戦後の一時期は途絶えていましたが、それを地元の方々が復活させ、少しずつ行事が広がり、地区内8つの集落が全て打ち上げるようになり…、仙北市合併前の西木村誕生30周年を記念して、一ヶ所で打ち上げて大規模な小正月行事に再編し、そのカタチが現在に至っています。

 今回の紙風船上げの開会式では、地元で一度途絶えた行事を復活させた功労者として中島健さんに感謝状を贈呈しました。一ヶ所に集まって紙風船を上げ出してから、今年でちょうど30年ですが、これを機会に中島さんへ感謝の思いを伝えたいと、地元の皆さんからの提案でした。中島さんありがとうございました。また中島さんと一緒に復活作業に取り組んだ方々も大勢います。皆さんの顔を思い浮かべながら、中島さんに感謝状を手渡しました。

 時おり雪が降ったり止んだり、天気にも恵まれ、たくさんの皆さんにお出でをいただくことができました。今回は会場で屋外Wi-Fiの試験運用を行ったり、話題の映像集団オーガメント5のドローン空中撮影を行ったり、NHKはワールドTVが取材をするなど、様々な取り組みも同時進行しました。ご苦労様でした。

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