2015年10月5日月曜日

仙北市市政10周年で

昨日は、仙北市市政10周年の記念行事を開催しました。会場は市民会館です。市内の合唱団や中学生の演奏と歌で、「クニマスの色はいのち色」(写真)の上演は、本当に素晴らしいステージで、涙を抑えることができませんでした。4人(菅原久美子・渡部絢也・奈良陽平・松田千明)の独唱の皆さん、語りの小川有子さん、ありがとうございました。

 第2幕は10周年記念表彰式です。この10年で大変なご労苦をおかけし、またご功績の高い皆さん17個人・3団体を表彰させていただきました。以下皆さんです(50音順)。
【個人】
石黒直次さん、伊藤髟耳さん、門脇彰一さん、坂本邦夫さん、佐々木英政さん、佐藤和志さん、佐藤清雄さん、佐藤峯夫さん、高井有一さん、髙橋雄七さん、田口宗良さん、田口宗平さん、中坊徹次さん、西木正明さん、河正雄さん、藤井けい子さん、藤原剛さん
【団体】
株式会社新潮社代表取締役社長 佐藤隆信さん
株式会社わらび座代表取締役会長 小島克昭さん
仙北市農山村体験推進協議会会長 門脇富士美さん
 皆さん、本当にありがとうございました。

 そして記念式典です。佐竹知事や多くの国会議員、渋谷県議会議長、津谷北秋田市長など、本当にたくさんの来賓の皆さんに駆け付けていただきました。
 自分は式辞で次のようなお話をしました。

 ~この晴れやかな式典で、お伝えをすることは苦渋の思いがありますが、先ごろ市職員の逮捕事案が発生しました。皆様には深くお詫びを申し上げます。いま大切なことは、事実を明らかにすること、防止対策を講じること、そして市民の皆様との信頼関係の再構築です。公僕心の醸成・厳格なルールづくりを急いでいます。少しのお時間をいただきたいことをお許しください~。

 ~改めてこの10年を静かに顧みました。当時、多くの難題を乗り越え、合併を成し遂げた皆様の尊いご努力に、深甚なる敬意を表します。それから10年、掲げた理想に私たちはどれだけ近づけたでしょうか~。

 ~市民の皆様は、合併のメリットを活かし、既に多くの取り組みを実践しています。自治運営の気概に燃え、積極的な行動が始まっています。個人・団体・企業の行動は、実績が目に見えるレベルにまで高まっています~。

 ~それでは行政はどうだったか、深い反省と自責の念にかられます。予期しない災害、事件・事故の発生があったとは言え、市民の皆様が新市・仙北市に期待した様々なことに、充分応えることができなかったこと、本当にも申し訳ない限りです。しかし、仙北市は問題が発生するたびに、その一つひとつを検証し、改善し、着実に前進する行政体へと変質を続けた実態があります。より良い未来を目指し、最大努力を傾注した毎日があります。明日を諦めない限り、仙北市は必ず誇れるまちになると信じています~。

 ~大変な不祥事のさなかの記念式典で、実は開催自体を熟慮しました。しかし、だからこそ、ふるさと仙北市の将来に、市民総力をあげ、力強く挑戦する姿を、内外にお示ししなければいけない、そんな思いに至り、本日を迎えました。今日は次の10年に歩みを始める「新たなスタートの日」です~。

 ~どうか今後も、皆様方からのご指導とご協力をお願いします。心からの感謝と、そして決意をお伝えし、記念式典の式辞とします~。 

 ありがとうございます。

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