昨日21日夜、市内4社のタクシー事業者の皆さんにお集まりをいただき、「公共交通のあり方・運賃の安価に向けた意見交換会」を開催しました。
今月14日に内閣府で開催の区域会議に出席し、シルバー人材センター会員の就業時間延長(週最大20時間を倍の40時間に拡大)を提案し、これは昨日、正式に総理より事業認定をいただきました。この会議で、次回以降ぜひとも検討いただきたいテーマとして、タクシー運賃を値下げできるよう、タクシー会社に課している安全対策の簡素化(例えば整備点検の期間延長など)について、石破大臣にお願いしました。その後、提案がかなりハードルの高いものだと周囲からご心配の声が挙がり、この際タクシー事業を行っている皆さんからアドバイスをいただこうと、会を開催させていただいたものです。
会議の冒頭、次のようなごあいさつをさせていただきました。
「(前段は内閣府の皆さんに仙北市の紹介。特に観光地として県外・国外からのお客様が多いことを説明)~。これまでも市ではデマンド型乗合タクシーや民間バス会社への運営費補助、第3セクター鉄道への赤字補てん、NPO法人の有償サービスなどで、公共交通の確保に取り組んできました。しかし少子・高齢化の波はこれに追いつくことができません。空白域も存在し、さらに公共交通が便利にならなければ、地域の存亡が危惧される現状です。また仙北市は広大な地勢の中に優れた観光地が点在し、外国人旅行客等を含む内外の旅行客から、2次アクセスの充実を求められています。タクシー等はもっと利用いただきたいけれども、世界基準からかけ離れた感のある運賃を少しでも安くできないか、例えば整備点検の簡素化など、制度緩和で経常経費を圧縮し、結果として運賃を安くするとか、または交通市場の開放を進めるとか、やれることはまだまだありそうです~」…。
自分はこの議論を、ぜひ公共交通会議(自治体設置会議)などではなく、政府の区域会議で議論し、ルール整備をお願いしたいと主張しています。これらの内容を昨日の意見交換会でお伝えし、過剰な投資(もちろん安全対策上必要な金額と言うことは理解していますが、世界で最も優秀な日本車で営業しているのですから…)と考えることができる出費費目を教えてもらうことにしました。また後日、意見交換会を開催する予定です。
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