市内生保内にお住まいの田中雅子さんが、「保育室ねむねむのき」を立ち上げました。この保育所は、国の保育制度が拡充し、一定の基準を満たせば公的な支援も受けられる、私立の子育て支援事業所です。この制度をつかっての開所は県内で第1号になります。
田中さんは、長く市立保育園に勤務したベテラン保育士さんです。仙北市が開催した研修会(8月~9月)に参加し、関係書類の提出などに難儀しながらも、10月1日に地域型保育事業所として、家庭的保育事業の認可を受け、自宅に事業所を開設。「一人の資格者で3人までお預かりすることができます。ここまで本当にできるか不安でしたが、今は赤ちゃんと一緒の生活で、とても充実した時間を過ごしています」と嬉しそうでした。
各地の自治体では、待機児童の解消に努力をしていて、仙北市もかくのだて保育園を増築したり、民間の保育事業所や子育てボランティアの皆さんと協力し合いながら、子ども達の保育環境の充実を進めてきた経緯があります。様々な制度も立ち上げていますが、個人でも開設できる保育事業所は、利用者側にとっても、行政にとってもありがたい取り組みです。今後も増えて欲しい活動です。
※写真左が田中雅子さん。田中さんの胸の中で赤ちゃんが眠っています。
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