2015年10月17日土曜日

台湾国立師範大附属中学と角館高校が姉妹校に

先週の出来事を振り返っています。嬉しかったことが幾つかあって、その中の一つが台湾国立師範大学高級中学(日本で言う高等部)と角館高校との姉妹校提携調印です。昨年から準備を進めてきて、10月14日に実現できました。その経緯などについて、開会式のごあいさつでお話しさせていただきましたので、概要をお知らせします。

 ~この姉妹校提携は、2013年9月から10月にかけて、国立台湾師範大学高級附属中学の皆さんが、修学旅行で仙北市を訪れ、当時の角館高校や南高校生徒らと交流したことが発端です。翌2014年8月、台北市内で開催された政府亜東関係協会との懇談の席上で、文教組の顧欽誠組長から、仙北市での修学旅行が台北市内の教育関係者の中で高評価になっていること、さらに交流を継続するために、角館高校との姉妹校協定を結んではどうかと、直々に提案を受けました。

 このお話しを持ち帰り、青柳徹・角館高校校長に報告し、ご快諾をいただけたことから姉妹校提携の気運が加速しました。お支えをいただいた台湾政府や政府外交部、駐日台北経済文化代表処、仙北市国際交流協会など、多くの皆さんに心から感謝を申し上げます。

 昨年4月、角館高校は角館南高校と統合し、新たな校史を歩み始めています。県内有数の生徒数と、学力・部活動を誇る仙北市の新たな希望です。そして仙北市も、誕生してから未だ10年の若いまちです。しかし国際交流はとても盛んで、中でも台湾の皆さんとは家族のようなお付き合いをいただく関係です。既に台湾高雄市の澄清湖と仙北市の田沢湖は姉妹湖協定を、また台湾台北市の北投温泉と仙北市の玉川温泉は姉妹温泉協定を締結し、毎年のように一緒に行事を開催しています。

 仙北市は、今後10年をかけて「小さな国際文化都市」になろうと考えています。そのパートナー役を、可能性に満ちた角館高校の皆さんにお願いしたいと思っています。世界を意識し、世界に友人を持ち、グローバルな視野で行動できる人材の育成を、角館高校の持ち味にして欲しいと思っています~。

 頑張れ!!。

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