2015年10月17日土曜日

みちのくダム湖サミットin玉川

10月15日、「みちのくダム湖サミットin玉川」を開催しました。仙北市政10周年記念事業と、玉川ダム完成25周年記念事業として開催しました。主催は東北ダム事業促進連絡協議会管理研究部会で、自分は部会長です。後援の玉川ダム管理所には、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 サミット本番に入る前、玉川ダムができるまでをまとめたビデオ上映がありました。感動的な映像でした。田畑や自宅をダムの底に沈める決断はどんなだったでしょうか。思いにしっかりと向き合い、ダムの高度活用を怠ってはならないと強く感じました。
 またサミットは2部構成で開催しました。1部は国土交通省水管理・国土保全局から小俣篤・河川環境課長にお出でをいただき、「最近の河川環境の課題」と題した基調講演をいただきました。また2部では、「ダム水源地の現状とこれから」と題したパネル・ディスカッションを行いました。コーディネーターに秋田大学大学院の松冨英夫・工学資源学研究科教授をお願いし、パネリスト発表は、津谷永光・北秋田市長(森吉山ダム)、内谷重治・山形県長井市長(長井ダム)、深谷政光・岩手県雫石町長(御所ダム)、小山修作・宮城県川崎町長(釜房ダム)、そして自分の5人が行いました。

 今後のダムの高度活用策に議論が及び、各パネリストともに「これまでのダムの役割に加え、教育の場として、観光資源として活用したい」との意見が多かったと思います。また流域の市町村や県との連携、ダム所在市町村同士の更なる連携強化が重要との指摘が多かったことも今回の特徴です。
 次回は山形県鶴岡市が会場です。

※写真は生保内民謡正調会の皆さんの「市政10周年記念の歓迎アトラクション」。珍しい田植え踊りは満場の拍手でした。

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