2015年10月6日火曜日

水中カメラロボの湖底撮影始まる!

写真は本日10時ごろ、田沢湖の最深部映像を撮影のため、潜水を始めた水中カメラロボです。今日から3日間、国立開発研究法人・海上技術安全研究所の小田野直光研究統括主幹と仙北市の合同チームで、最深部や湖底丘陵地での撮影に挑戦します。

 田沢湖に昭和15年以前の自然環境を取り戻す(玉川温泉水導水以前の生態系を取り戻す)ことが、今回の湖底調査から続く田沢湖再生プロジェクトの目標です。それを考えると、6月から取り組んでいる湖底調査活動は、「ささやかな一歩」かも知れません。でも堆積物の採取と分析、音波検知、映像収録などは、きっと科学的なデータとなって、この後の方向性を決める要因になるはずです。
 
 自分は、昨日は東北地方整備局、今日は国土交通省本省・財務省に事業要望で出張中で、調査に立ち会うことができませんでした。返す返す悔しい限りです。明日は秋田県市長会でにかほ市だし、明後日は都内で会合です。調査3日間とも湖上ベースに行けそうにありません。そんな訳で、湖上ベースにいる市役所職員に「どうなってる?」の質問メールを連発し、「何か写っていない?」「魚がカメラの前を通り過ぎない?」と…。

 今日は、最深部にカメラロボが着床したとの報告をいただきました。「湖底には流れがあまりないようだ」との感想もお聞きしています。詳しい状況は追ってお知らせします。

0 件のコメント:

コメントを投稿