2015年10月20日火曜日

予算常任委員会が開会中です

予算常任委員会が開催されています。平成26年度の一般会計歳入歳出決算を認定するかどうかを議論する場です。ここで冒頭、発言の要請をし、一連の事故・事件の謝罪をしました。

 ~先週の17日(金曜日)、カラ吹き源泉事故について、昨年まで在職していた企業局次長が、警察から秋田地方検察庁に書類送致されました。これを受け翌日18日、朝からお亡くなりになった3人のご遺族を訪ね、経緯などをお伝えして歩きました。皆さんといろいろお話しをすることができました。

 また市民生活課係長の贈収賄事件で、19日(昨日)、秋田地方検察庁が秋田地方裁判所に起訴をしました。また別の業者からも業務委託に関して便宜を図ったとの疑いで、係長が再逮捕されたとの報道もありました。議会の皆様、市民の皆様には、改めて心よりのお詫びを申し上げます。
 対応として、昨夜18時過ぎには議会の皆様へFAXにて情報を提供し、また20時から田沢湖庁舎で記者会見を開催しました。

 この会見の席上で、私から、事案が発覚した直後に開いた記者会見(9月29日午前3時)で、質問のあった「契約は適切に行われていたか」との質問に、「適切に対応したと思う」と答えていたことについて、その後の警察捜査などで、適切ではなかった状況が明らかになってきていることもあり、当時の会見の発言を撤回いただきたい旨、お話しをしました。現状では悪意のある起案に、認識の甘い決裁を行ったと言わざるを得ません。重ねてお詫び申し上げます。

 契約の公正性・透明性を確保するための、現在、新たなルール作りに既に着手をしています。誰が見ても疑念を抱く余地のないものにしたいと作業を進めています。少しお時間をいただきたいと思います。また市民生活課係長は、今日付で分限休職としました。また先ほどまで開催していた指名審査会で、テーケー・アクテブ株式会社を12ヶ月の指名停止をすることに決定しました。~

 誠に申し訳ありません。

 【追記】
 今、予算常任委員会が終了しました。同委員会で審議されていた平成26年度の一般会計歳入歳出決算については、認定少数で不認定となりました。討論では、「米価下落対策は評価できるが、職員の贈収賄事件が起こり、随意契約が適切に行われていないなど、認定できない」などが主な理由です。
 残念です。

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