2011年5月19日木曜日

第33回全国伝建群協議会総会


 正式に表記すれば、伝建群というのは「伝統的建造物群」のこと。日本の建築文化を次代にきっちり受け渡す活動を行うのが協議会です。昭和51年、旧角館町の武家町が国の指定となり、その3年後に第1回の協議会が開催されています。当時は13市町村の参加でした。

 昨日(18日)、滋賀県の東近江市で開催された総会には全国から77市町村が集いました。この席上、参加市町村の総意で特別決議が採択されました。概要は以下の通りです。

 「この度の東日本大震災において、7市町(函館市・仙北市・金ヶ崎町・下郷町・桜川市・川越市・香取市)が被害を受けた。我々協議会は、この市町の復興を支援し、国民共有の財産である文化遺産を後世にに継承することを決議し、国に対しても積極的な保存対策に資する政策の展開を求める」

 

 

 

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