2011年5月7日土曜日

女川町から一時避難の皆さん


 昨日、宮城県女川町から110人の避難者を受入れしました。2週間ほど前から宮城県、秋田県、そして仙北市で調整を進めていました。今回の受入れは半年間を目処としていて、これまで秋田県では経験のない期間となります。

 受入れが決まる際、女川の安住町長と電話でお話しをしました。安住町長には「大切な町民の皆さんをお預かりするのですから、責任を持って毎日の生活支援を行います」とお話しをさせてもらいました。また安住町長が提案する2階建て仮設住宅についてお聞きすると、「法令など難しい面もありますが、実現したいと思います」とのこと。土地が狭い箇所での住宅確保策として、有効なアイディアだと思います。

 さて、避難者の皆さんにすれば、これからの半年間は、市内4箇所のホテルが自宅です。女川町の要望で同じ地域の町民は、同じホテルに滞在させて欲しいとのこと。コミュニティを考えると大切な要望です。何とかお応えできたと思います。随行してきた女川町職員の小松さんによると、まだ町内には1200人ぐらいの方々が避難所生活を続けているそうです。大変さに胸が詰まります。

 皆さんには、これからの人生の再スタートに向けて、ゆっくりと体も心も休めて欲しいと思います。

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