2011年5月14日土曜日

一番に重要なライフライン


 仙北市ボランティア連絡協議会の総会に参加。高橋達会長が「東日本大震災直後では、市民から提供いただいた物資の整理に、延べ200人以上の会員が汗を流して作業をしてくれた。心から感謝を申し上げる」とあいさつがありました。ありがたかったのは自分の方で、ボラ協の応援がなければ、被災地にリアルタイムで支援ができなかったと思います。

 さて総会後に行われた、菅原雄一郎さん(県ボランティア協議会長)のお話が印象深かったので、ほんの少し触れます。菅原さんは阪神淡路、中越、日本海中部、そして今回の東日本大震災で現地活動をしてきました。その経験から被災者すべてに必要なこと、部分的でよいことを分けて実施する「標準リスト・個別リストづくり」の考え方や、フェイズ0(災害発生直後で自分の命を守るレベル)からフェイズ3(3ヶ月以降で自治体主体の取り組みレベル)までの行動指針などを、分かりやすく教えてくれました。

 自分が一番心に残った言葉は、「テレビや新聞ではライフラインが電気とか水道とか、そんな話になっている。もちろん間違いではないが、本当のライフラインは人、人手なんだ」と。これも納得です。

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