2011年5月19日木曜日

意見交換会で


 写真は、17日午後に行った女川から避難の皆さんとの意見交換会。皆さんとのお話で故郷を思う気持ちの強さや、女川で避難生活を続ける方々への配慮を感じました。

 集まってくれたのは、田沢湖高原の4つのホテルに避難をしている約120人の代表者、また意見交換に参加してみたいという人は自由参加です。

避難者代表の鈴木さんが、「田沢湖高原の山にかかる霧を見て、女川の海の朝靄を思い出します。沢の水音を聞いて潮騒を思い出します。山と海は違いますが、自然が故郷を思い出させてくれます。このような素晴らしい環境の中に私たちを受け入れてもらって、本当に感謝をしています」と、お話しをしていました。

 その後、避難生活で不便を感じていることやご要望などをお聞きしました。山菜とりには皆さんが興味を持ているようで、「迷ったりしないよう、地元の方の水先案内が欲しい」とのこと。また「洗濯物を干すようなスペースの確保」や「公民館事業のメニューを知らせて欲しい」とか、なるほどと思うこおの多い意見交換会でした。お茶のみ会のような雰囲気で、定期的な開催の必要性を感じます。

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