2010年4月17日土曜日

石黒恵家の一般公開


 角館の石黒恵家(民家)の修復が終わり、一般公開がスタートしています。建てられたのは1935年。千葉県に移り住んでいた持ち主の石黒恵さん(故人)が、99年に同家を角館町に寄贈しました。名前の通り、石黒直次さん(石黒家)の分家に当たるんだそうです。仙北市では、一昨年から補修工事に着手、それが竣工したというわけ。かなり近代的で和洋折衷のムードが漂います。
 さて使い方ですが、歴史を学ぶ場やイベント会場などに利用できます。公民館的活用が可能です(市民利用は無料)。ご利用をお待ちします。

1 件のコメント:

  1. この昭和10年に建てられた民家(石黒恵家)の公開は、有意義であると思います。一般公開スタート後、3度ほど、見学させていただきました。室内には、見どころの説明書きもありますが、管理者の方がお手隙であれば、案内・解説をしてくれます。知らないことも多く非常に勉強になりました。
    後世のために角館町へ寄贈した石黒恵さんも立派ですが、(およそ10年の年月が経過してしまいましたが、)それを受けて公的な利用が出来るように漕ぎ着けた角館町や仙北市も立派だと思います。この公開に携わって下さった皆様、誠にありがとうございました。この場をお借りして感謝・お礼申し上げます。

    但し、一点のみですが、後世の者が今後、利用活用して行く上で維持管理の費用面で不安があります。光熱水道費や人件費など、いくらかの維持管理運営費用が必要であることは、明らかです。
    私も公的な利用活用で、利益を求める必要は無いと思う一人ですが、どなたが公民館的に活用する場合でも、管理運営費の一部または全部を利用する当事者が負担して、この活動を皆で支える必要があると思います。
    今後、この施設が永年、公的に維持保存活用されることを願っております。
    是非、このコメントを読んで下さいました皆様、維持管理費用につきまして、公的な利用活用を含めて、利用当事者の費用負担をご検討頂ければ幸いです。

    『市民利用は無料』という一文がとても気になりコメントさせて頂きました。乱文をお許し下さい。

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