2010年4月29日木曜日

市長会での議論

 秋田県市長会は、県内の13市で構成されています。会長は154回定例会(4月27日)で穂積元秋田市長が再選されました。任期は今後2年です。
 定例会では、国民健康保険事業の広域化についても議論がありました。これまで市町村単位で持っていた会計を、例えば国や都道府県が運営していく道筋を拓きたいとする提案です。既に国民健康保険法の改正で、「広域化等の支援方針」を策定できる規定が盛り込まれました。実際、京都府では研究会が立ち上がっています。奈良県や高知県でも検討が進んでいます。 秋田県市長会では、153回定例会(昨年の10月2日)で「秋田県国保制度研究会」の設置を了承しました。また昨年11月には、知事との行政懇談会でも要望しています。ただ県では「もう少し国の制度設計を見据えて検討したい」と答弁するに留まっています。早期に“制度研究会を広域化研究会”に改め、必要な作業に取りかかることが必要だと感じます。

 ところで、写真は定例会後の視察研修です。場所は大仙市内の(株)小松煙火工業。現代表取締役の小松忠信さんから、工場内の各施設について説明をいただきました。花火製造部門で21名、打上部門で139名をかかえる、市内でも屈指の花火会社です。寒い中、ご案内をいただき本当にありがとうございました。 

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