仙北市から岩手に抜ける際によく走る国道46号線は、その昔(1964年)、南八幡平パークラインの別名で開業しました。でも急勾配だったり急カーブが続いたり、また冬季は積雪のため通行止めになってしまったりで、期待した効果を発揮できない状態だったと言います。そのため1970年には、新しい道路工事が始まったそうです。こうして最新の技術と莫大な建設費を投入し、トンネルや橋梁の連続する峠越え道路が1976年に開通しました。
それから35年が経ちました。最近、沿道の崖から落石があったり、またトンネル内施設の老朽化など、不具合が目立っています。事故に繋がらなければよいのですが、本当に心配な状況です。
昨日の秋田県国道協議会で、そんなお話をさせてもらいました。「一刻も早く第2トンネルの整備が必要ではないのか」と。また国道341号線は、仙北市と鹿角市を結んでいますが、東北新幹線の新青森駅オープンに向け、「どうか冬季交通を諦めないで欲しい」、こんな要望もさせていただきました。
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