2010年4月19日月曜日

お弁当の味方①

 昨日の角館ライオンズクラブ40周年記念式典が終わった後、上京。冷凍食品関連企業の訪問をしています。今回は味の素冷凍食品、ニチレイフーズ、それにライフフーズの3社です。お弁当食材で人気の高い冷凍食品の生産体制を実現するためには、どんな条件整備が必要か、それが少しでも理解できたらと言う思いで出張に出ました。で、今回は県の企業立地事務所(秋田県東京事務所内)の黒田主査にも同行を依頼。と言うか、日程調整はみんな黒田さんがやってくれて…。感謝!。
 さて、午前に訪ねた味の素冷凍食品株式会社のご報告を。湯沢市出身、協和の峰吉川にご本家があって、秋田の事情を十分ご承知の進藤大二社長、それにこの連休には角館にお出でいただくという久保田正男執行役員が応対をしてくださり、これまた感謝!。進藤社長は「すぐに企業進出は難しいですね。加工用米や米粉の製品づくりは研究が必要です。また冷凍餃子の原料になるニラやニンニクは原材料価格がハードルです」と話していました。
 新設した市の総合産業研究所をご利用いただければとお伝えしました。ごあいさつのような訪問でしたが、長いお付き合いの中で何か生まれたらイイナァ。

2 件のコメント:

  1. いつも拝見しています。

    トップセールスの詳細を伝えていただき、企業様の声も知ることが出来てとても興味深いです。

    人口減少が進む中、「胃袋産業」である食品メーカーは海外戦略に目を向けているため、国内での展開は難しく、誘致のハードルは高そうですね。

    それでも、雇用のほかに地元農業への波及効果を考えると、食品メーカーの誘致は重要であると思います。一日も早くトップセールスが稔ってほしいです。

    ここで提案ですが、仙北市への工場誘致に期待できる企業として、「わらべや」「プライムデリカ」「武蔵野」などがあります。これらは、コンビニ最大手のセブンイレブンに弁当や惣菜を供給している企業です。

    セブンイレブンは秋田や青森には未進出で、岩手県には内陸の盛岡から一関に70店ほど出店しています。これはドミナント(集中出店)方式をとっているためで、宮城や福島の工場で製造された弁当を供給しています。

    しかし、衛生上、配送時間に制約があり(2時間圏内らしいです)、現在の生産体制では秋田や青森、岩手沿岸部への出店は難しいそうです。

    そこで、仙北市内へこれらの関連工場を誘致することで、北東北への供給が可能になると思います。これはセブンイレブンにとっても全都道府県制覇へのメリットになりますし、秋田県民(若者)のセブン進出への期待も高いです。

    このような背景があるので、大きな期待が出来ます。今後のトップセールスの対象として検討してみてください。
    最近「秋田県南部地域食品関連地域産業活性化協議会」も設置されましたようなので、期待しています。

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  2. 門脇みつひろ2011年2月2日 14:47

     fun さん、メールありがとうございます。とても勇気づけられました。確かにコンビニエンスストアでのお弁当産業は有望で、まだ進出していないセブンイレブンは狙い目です。少し情報の整理をします。お気づきのことがありましたらお知らせください。

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