田沢湖ジェラートに使用した天然青系色素(蝶豆の花から抽出)で、今度はドリンクを作ろうと試行錯誤を続けています。写真は泡盛を炭酸で割った後、数滴の青系色素を落として…。
発色状況を確認した1杯め。グラスの中に田沢湖を再現したいと考えていますが、色に深みがなかったり、青の中に赤が見えることなどイメージとは程遠く…。もしかしたら色素量が足りないのかなと、2杯めは色素料を2倍にしてみました。ところが何と逆に赤が目立つようになってしまって…。あ、そうだった、そもそも炭酸ガスは字の通り酸性で、蝶豆の青系色素(アントシアニン)はアルカリ性で、2つが混じると化学反応で青色から紫色に変色するんだった…。それじゃ炭酸の量を調整してみたらどうでしょう。で、3杯めは炭酸を半分にして試飲です。これだと色はともかく泡盛の自己主張が強すぎるなぁ、いっそ青い泡盛ストレートが分かりやすいかな…、よし4杯めはストレートで…。
仕事とは言え、商品開発に酔っています。なぜ泡盛がベースだったのか…、ジュースとかサイダーではダメなのか…、今後の研究の進展を見守ってください。
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