2022年6月14日火曜日

今こそ新モビリティに挑戦を


 県産自動車づくり、最初は電動2輪車か3輪車でスタートしたいと考えていました。今日、同じコンセプトの実車(電動3輪車)を目の当たりにし、試乗までさせてもらって…。秋田で取組む必要性をさらに強く感じました。

 株式会社J-シューテック(静岡県浜松市)は、クリーンエネルギー時代の新たなモビリティ戦略を展開中です。それは大手メーカーのEV車よりも、もっともっとコンパクトで低価格な移動手段を提供しようと言うもの。これは私たちの県産車プロジェクトと共通する事業思想です。秋田県の場合、全国1番の高齢化率(2020年は37.5%)を10年連続更新していて、免許証の返納件数はさらに伸びるとの予測があります。一方で公共交通手段を整備する財源や担い手の不足は改善が困難で、今後ますます交通弱者が増え続けると…。近所や地域内移動を新たなパーソナル・モビリティで幾らかでも補いたい、そのために県内の工業技術・IT技術を結集し、家庭用電源で充電できる電動自動車を製造販売する、これが県産車プロジェクトです。

 今回は、株式会社田沢モータースさんのご厚意で、写真のトライク(電動3輪車)に試乗しました。これは3人乗りタイプでもちろん公道を走れます。1回のフル充電で走行可能距離は80kmほど。普通自動車免許で車庫証明不要(ヘルメットも不要)など、使い勝手も乗り心地も良好でした。早く皆さんにご理解いただいて県民企業を立ち上げ、さらに低価格なアキタEVカーの開発に着手したいです。

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