松任谷由実40周年記念アルバム「日本の恋と、ユーミンと。」(2012年)を入手。全曲再生に4時間超が必要です。そこで車を走らせて聴くことに…。行き先は花巻の嘉司屋と一関の鬼死骸神社です。
嘉司屋は宮沢賢治の生家から徒歩3分の蕎麦屋さん。花巻農業学校で教壇に立っていた当時、よく教え子や同僚先生と連れ立って来店しました。今日も最高に美味しい地蕎麦でした。さて一関の鬼死骸神社、鬼死骸八幡神社が正式な名称です。文字通りオニシガイと読みます。すごい名称です。延暦20年(西暦801年)、坂之上田村麻呂が朝廷の命令で蝦夷征伐に攻め入った際、この地を守ろうと戦った戦士に大武丸(おおたけまる)と言う若者がいました。朝廷側には彼の果敢な戦いぶりが鬼に見えたのでしょう。しかし大武丸は敗れ打ち首になったそうです。
その地の勇者を鬼と言い、大武丸を埋葬した地域を鬼死骸村、建立した神社を鬼死骸神社と呼んだと…。悲しい伝説です。
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