2020年1月30日木曜日

臨時議会と緊急質問と議会全員協議会


 今日は令和2年初の臨時議会でした。案件は仙北市ふるさと納税に関する補正予算案、そして監査委員選任の同意の人事案です。これらは賛成・同意をいただきましたが、議案ではない別件で、議員から緊急質問の動議が出されました。

 ふるさと納税の寄付金額は、今回の補正1億5千万円を加えて約9億円となりました。ご寄付をいただく皆さまには心から感謝を申し上げます。事業財源として大切に活用させていただきます。また欠員となっていた監査委員には、角館町白岩にお住まいの高橋祐策さん(77歳)の着任が決定しました。長く銀行マンとして活躍され、ホテルの副社長としての出向経験など、財務に精通した方です。どうかよろしくお願いします。

 その後、緊急質問の動議が議員から出されました。市議会の冒頭で行った熊谷教育長の教育行政報告の中で、「生保内中学校で職員が亡くなった事案について、県教育委員会が当時の校長のパワハラを認定しました。市教育委員会の長として責任を重く感じています。私の給与10分の1を3ヶ月自主返納したいと考えています」との発言に対するもの。市教育委員会の責任の重さ、自主返納とした理由など、幾つもの質疑がありました。私は、「熊谷教育長を任命した者として、私自身の処分も考えています」と答弁しました。

 引き続き開会の議会全員協議会では、市債権管理条例の制定、田沢湖クニマス未来館の設計違算の裁判結果、植物工場の誘致、庁舎整備、国保の負担金精算、下水道事業の公営企業法適用など、それぞれの進捗状況を共有しました。
 
 最後のあいさつで、私は、「就職氷河期世代への対応で、市役所でも年度中途採用の検討をします。また男性職員の育児休業取得を進めます。それと、台湾の高雄マラソンが新型コロナウイルスの拡大防止のために中止になった情報があります。今後も公式発表を注視します」とお話ししました。
※写真は高雄国際マラソン

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