2016年11月2日水曜日

全国伝建群協議会の役員会に出席中です

 全国伝統的建造物群保存地区協議会の役員会に出席中です。角館の武家町が国の重要伝統的建造物群に指定されたのは、今から40年前の1976年でした。制度ができて第1号指定(同時指定:長野県南木曽町・岐阜県白川村・京都府京都市・山口県萩市)です。

 同協議会の野村興兒会長(山口県萩市長:写真)は、「国のインバウンド対策が功を奏し、ついに2000万人に達しました。その中で特徴的な現象は、大都市・京都と言った歩き方ではない、地方に残る文化探訪に大きくシフトしている点です。伝統的建造物群が大きな要素になっています。ますます私たちの活動が重要になりました」と話しました。
 確かにそうです。少なくとも秋田県内では仙北市の角館武家町、横手市の増田在郷町(指定区分名)が、外国人旅行者からダントツ人気です。


 ところで今回の役員会議案は、平成29年度予算枠の確保です。協議の結果、基盤整備事業に15億5000万円、活性化事業に4億円規模で要望することとし、関係機関に働きかけを行うことで議決を見ました。

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