仙北市は近未来技術実証特区として、(株)リコーのICT研究所と国・県の4者で、「路面性状モニタリング実証実験コンソーシアム」を春に立ち上げました。リコーが世界に誇る光学技術を高度化し、道路を丸ごと3次元コピーする新技術の開発が目標です。
道路を3次元コピー(データ化・数値化)するとどうなるか…。年ごとのコピーを比較すれば、時間的経過の中で、道路のひび割れ、パッチング(補修)、わだち掘れ、平坦性などが、どう変化するかが分かります。これを繰り返すことで、例えば「あと何年で補修が必要になる」かも予測ができます。これを裏付けに、国からの交付金や自治体の補修計画をつくり、最少コストで最大効果を上げることが可能になります。
今日から1週間、専用の撮影車輌が市道5路線・県道2路線・国道1路線の、併せて3,250mをコピーして回ります。リコーICT研究所は機材のコンパクト化も進めていて、市の公用車に装備できるサイズにしたいと話していました。
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