【個別事項その③】
●B型肝炎ワクチンの定期接種化について… 10月1日からB型肝炎が定期予防接種の対象疾病となる。対象者は平成28年4月1日以降に生まれた0歳児で、1歳になる前に3回の接種を終える必要がある。広報掲載や対象者個々への通知、赤ちゃん訪問時の説明などで周知徹底を図る。
●観光大使の任命について… 8月6日、田沢湖ハーブガーデン・ハートハーブを会場に、9人目の観光大使として青山学院大学副学長の橋本修氏を任命した。仙北市の魅力紹介等の誘客活動、観光振興を基軸としたまちづくりへの提言、また青山学院大学と仙北市の包括連携協定の橋渡し役もお願いしている。
●それぞれの夏祭りの開催状況について… 8月6日に開催されたたざわ湖龍神まつりは、昨年の倍の1万人の皆様で賑わった。双龍の出会いは、多くの大学生や地元企業・市役所職員の手を借りて実施できた。ありがたかった。8月15日は角館の送り盆行事・ささら舞が開催された。夜の部は雨となり、一時は仙北市角館中心市街地活性化支援センター「かつらぎ」に会場を変えた。ご覧になった方々には、お盆行事を十分ご堪能いただけたと思う。8月17日は戸沢氏祭りだったが、台風の影響でお家行列は中止、ステージ発表と花火大会は予定通り開催できた。
●角館祭りのやま行事の実施体制について… 角館のお祭りは新しい組織で開催となる。実行委員会・責任者会議・お祭り保存会・張番協議会・観光協会・商工会・警察・消防との協議を重ね、安全を第一に準備を進めている。今年から実行委員会の内部に安全委員会が立ち上がった。市長は実行委員会の顧問という立場、市役所は各セクションが実行委員会に参加している。これまで以上に連携し、市としての責任を全うする。
●秋田発・子どもふるさと交流推進事業について… 8月5日から7日までの3日間、宮城県女川町立女川小学校の女子ミニバスケットボールチーム10人が仙北市に滞在し、神代小学校や白岩小学校のミニバスケットボールチームとスポーツ交流を行った。仙北市農山村体験推進協議会の主催。
●仙北市産業振興推進委員会について… 7月27日、仙北市産業振興推進委員会を開催した。当日の会議では今後の委員会運営のあり方について協議し、各委員から市政発展の基礎となる産業振興に向け委員会の議論が今後の施策に反映できるよう、また一定のテーマを定め、経済の指標や動向等をしっかりと見据えて議論をしたい等、積極的な意見があった。これを受け、今後の委員会の開催経費に係る補正予算案を計上した。
●司食品工業への対応と企業誘致について… これまで法的措置を講ずることも視野に、誘致活動の経緯、双方の対応や市の支出経費等の精査分析を慎重に行ってきた。一方で、市として最も優先して取り組むべき事項は、造成済みの工業用地の有効活用、雇用創出と市民経済の向上に資する新たな企業の進出を実現することと考え、継続して県や関係機関の支援をいただき、新規の企業誘致活動に取り組んできた。その結果、東証一部上場企業でデバイス事業や環境エネルギー事業などを展開している都内の会社から、当該用地の活用に高い関心を持っていただく環境が整った。7月には私と副市長が本社を訪問し、8月には企業側から2回にわたって現地視察のご訪問をいただいた。現在は進出に向けた諸条件の具体的な協議を準備中だ。このタイミングで司食品工業の当該用地をめぐる事案を係争に持ち込むことは、現在の企業誘致にプラスにならないと考えた。現状下での提訴は見送りたい。
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