2016年9月3日土曜日

市政報告ダイジェスト【個別事項その②】

【個別事項その②】
●ほ場等のドローン空撮について… 7月22日、秋田県の「農林水産業おたすけドローン実証事業」で、市内1.5ヘクタール程度の水稲ほ場、また市営大覚野牧場内10アール程度の草地で、ドローン空撮が始まっている。水稲の生育状況を把握し、玄米タンパク質の推定や生育診断による追肥判定など、良食味生産に活かすことができるかどうか、草地では牧草の生育確認や草種判別に応用できるかどうかなどドローンで検証中だ。


●地方創生加速化交付金事業について… 市民参画によるドローンのまちづくりや、産業育成拠点の環境整備に向けて取り組む事業として、4つの事業を同時進行中。7月29日の「地方創生シンポジウム」には、200人を超える方々の来場をいただいた。農業分野や建設分野、測量関係者などから、ドローンの魅力と利便性に期待を寄せる感想が届いている。若者を中心に特区の利を活かした環境下で、産業と経済活動に取り組むことが必要。ホテル森の風田沢湖のグラウンド・ゴルフ場で開催した「ドローンスクール」には、市内外から小学生60人、父兄もあわせると200人程度の関係者に参加をいただいた。30日~31日に開催した「ドローン競技会」は、猛暑の中、アジア諸国の参加者も含めう。50人の選手、両日で約1,700人の入り込みがあった。国内初の国際競技会だったこともあり、運営や進行の遅れが目立った。関係者の皆様に深くお詫びを申し上げる。

●企業版ふるさと納税について… 6月に申請した「桜に彩られたまちづくり計画」が、平成28年度第1回の対象事業として、国から認定をいただいた。同事業は4月に「サクラの保全活動に関する協定書」を締結したインフォテリア株式会社(東京都)からの提案で、企業版ふるさと納税の認定第1号を目指し準備を進めてきた。

●地方創生に関する銀行の包括連携協定について… 9月1日付けで、仙北市指定金融機関の株式会社秋田銀行が、株式会社三菱東京UFJ銀行と「地方創生に関する包括連携協定」を締結した。仙北市の「近未来技術実証特区」等を活用し、新産業の創出がテーマの一つとなっている。この度の包括連携協定をテコに、新たな産業創出と企業誘致、移住・定住対策などの取り組みを連携して進める。

●消防訓練大会について… 7月16日、雄物川河川緑地公園で秋田県消防協会大仙仙北美郷支部消防訓練大会が開催された。小型ポンプ操法で4分団2班が3位、4分団3班が4位、8分団2班が5位に入賞、また4分団2班の齋藤弥稔さんが2番員として個人賞を受賞、また規律訓練は8分団が準優勝、10分団が8位、6分団が10位と、それぞれ好成績を挙げていただいた。

●山岳救助について… 7月17日、朝日岳山頂を目指した青森県などの男女9人のグループから、男性1人と女性1人が負傷し、救助を求める連絡が入った。翌18日の早朝より、仙北警察署・大曲仙北広域市町村圏組合消防本部及び角館消防署・仙北市総合防災課職員等が入山地点に現地対策本部を設置、県警ヘリ「やまどり」、県防災ヘリ「なまはげ」などの協力もいただき救助活動を行った。9人のグループのうち5人は、同日の夕刻ケガ無く無事に入山地点へ戻り、動けなくなった負傷者2人と付き添いで残った2人の女性は、20日に両ヘリにより救助されました。8月28日には、仙台市の男性49歳が駒ヶ岳阿弥陀池地内で道に迷い、救助を求める連絡が入った。しかし翌29日に自力下山した。
 
●抱返り渓谷転落事故について… 7月31日、抱返り渓谷の遊歩道で転落事故があり、鹿角市の75歳男性が亡くなった。


●山岳遭難合同訓練について… 8月9日、仙北警察署・大曲消防本部及び角館消防署、仙北市総合防災課の3者連携で山岳遭難合同訓練を実施。訓練会場は田沢湖スキー場黒森山で、現場本部訓練から航空隊による吊り上げ訓練を実施した。7月31日、8月11日の2日間は、仙北警察署との連携で秋田駒ヶ岳の登山者へ安全意識の高揚と事故・被害抑止を図る目的に、夏山登山安全啓発活動を実施した。9月2日は、仙北市・仙北警察署・大曲市町村圏組合角館消防署の3者合同で、遭難多発地帯踏査訓練を実施した。今後も3者連携の強化を図り地域の安心安全に努める。

●火災の発生について… 8月29日、田沢湖梅沢地区で火災が発生した。延焼面積は0.08平方メートルで住家の床下換気口が焼損した。

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