2016年9月3日土曜日

市政報告ダイジェスト【個別事項その①】

【個別事項その①】
●発注・契約担当者研修会の実施について… 8月23日、田沢湖庁舎を会場に、公正取引委員会職員を講師に「発注・契約担当者研修会」を開催。工事や委託業務の発注・契約に携わる職員や管理職員を中心に50名の職員が受講した。


●観光ホテル建設事業の申請について… 株式会社町家ホテルから、第2期事業として「観光ホテル建設事業」の地総債の申請を受理した。事業総額は4億700万円、うち借入希望額は1億6,800万円。客室数は40室(ツイン23室、ダブル12室、シングル5室)、収容人員は69人。稼働予定日は平成29年4月1日を予定。

●統合庁舎建設用地の用地について… 7月8日の臨時議会で補正予算が可決後、7月19日から有限会社中央市場を訪問し仮契約に向けた交渉に着手。特約事項の「市役所の位置を定める条例の一部改正議案」、「議会の議決に付すべき契約及び財産又は処分に関する条例第3条に規定する財産取得議案」の両議案の可決が本契約の条件となる旨を説明。8月4日から価格交渉に入り8月10日に仮契約を締結。金額は土地代金として2億4,999万6,751円、移転補償費として4,150万円、合計で2億9,149万6,751円。1平方メートル当たり平均単価は19,784円。

●男女共同参画社会づくり関連事業について… 7月15日、田沢湖総合開発センターで、群馬県立女子大学の佐々木尚毅教授と、男女共同参画あきたF・F推進員の佐々木美奈子氏を講師に、「超少子化社会が問う地域の未来~明日を生き抜く逆転の発想~」と題した基礎講座を開催。また市内在住者1,600人(無作為抽出)と、市内事業主に対し、女性の活躍推進アンケート調査を実施。調査内容は、女性が職業を持つことの意識や育児・介護・昇進・男性の働き方について意見を伺うもの。回答は現在集計中。

●田沢湖クニマス未来館新築工事について… 実施設計の瑕疵が原因で、入札公告ができない状態となっていたクニマス未来館新築工事は、株式会社渡辺佐文建築設計事務所から設計の違算によって生じた「遅延に伴う費用の弁償その他について、市の損害に充当する費用を支払うことを誓約する」との申し入れや、その後の双方の協議で損害賠償に関する覚書を締結(8月26日付け)。施設のオープンが遅れることで生じる遅延損害金などのほか、実施設計委託料相当額及び設計の変更に係る工事費相当額の損害賠償を条件に合意。今後速やかに建築工事の入札手続きに入り、入札結果を踏まえた請負契約の締結議案を追加提案したい。

●「イニシアチブNipponプロジェクトについて… 7月16日、サンルーラル大潟を会場に、「一般財団法人・未来を創る財団」の主催で、定住外国人の受入れビジョンや適切な対応・方策をテーマに提言・議論を行った。仙北市は目指す将来像の「小さな国際文化都市」実現のため、「外国人が市内への定住者・生活者となる視点を持ち、行政も地域も受入環境を充実することが大事」と提言した。私は人口減少対策として移民政策の議論が必要と考えている。

●アセアン次官級会合の受入について… 7月25日、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国の政府次官級要人と、関係者一行50人に仙北市を訪問いただいた。内陸縦貫鉄道の車両内で秋田県歓迎レセプションを行ったほか、田沢湖や武家屋敷などを視察いただいた。東北では仙北市が初めての開催だった。

●路面性状モニタリング実証実験コンソーシアムについて… 7月20日、国土交通省・秋田県・仙北市・リコーICT研究所による「路面性状モニタリング実証実験コンソーシアム」を立ち上げた。特殊なカメラで道路のひび割れなど性状をデータ化し、効率的な道路の管理手法を確立したい。国道や県道などの各管理機関が協働し、仙北市が新しい技術の開発拠点となり得る第一歩だ。

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