2012年5月25日金曜日

秋田駒ヶ岳噴火!?


 今朝7時10分、緊急メールを着信。内容は「午前7時、仙北市東部を震源とするマグニチュード7,震源の深さ約20キロ、最大震度6弱(生保内)の地震が発生しました。同時刻に災害対策本部を設置したので、職員は直ちに配置についてください」…。そうです、今日は県民防災の日。この緊急メールは仙北市職員の訓練がスタートする合図です。

 県の想定は巨大地震が発生したことで、秋田駒ヶ岳が噴火して、地元に大きな被害が発生したというもの。そこで仙北市は災害初動の体制を組織しました(田沢湖庁舎)。農林部・建設部・教育委員会・企業局などは、自宅から現場に直行、その他の集合した職員は5班を編制し、連絡調整や安否確認、避難者の受け入れなどを行いました。災害本部には広域消防、消防団などの皆さんからも出席をいただきました。避難者役を引き受けてくれた中生保内地区の皆さん、ご協力ありがとうございます。

 訓練とはいえ、見えてきたことが幾つもあります。災害対応の基本は、とにかく人命優先。対応の手法は豊富で最新の情報収集に左右されます。まずはこの機能を強化しなければいけないこと。同時に集約した情報を職員はもちろん関係機関、そして市民の皆さんと共有しなければいけにこと。この仕組みを早急に整備する必要を感じます。また観光地としての特徴、不特定多数の市外の皆さんの安否確認をどう進めるか。ホテル・病院との連携をすぐにでも構築しなければいけません。本当に有意義な訓練でした。

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