2012年5月17日木曜日
東北市長会
第160回東北市長会に出席。場所は仙台市内江陽グランドホテル。全体会の後、分科会に別れて各県提出の国要望書や決議などを審議。活発な意見交換が行われました。全体会で、短かったけれど心に残った2つの発言を紹介します。
○奥村恵美子・仙台市長(東北市長会会長として開会のあいさつ中):「地方が自由に使える国からの交付金、裁量権の高い交付金の姿は、今後とも政府議論が深まらないとカタチが見えません。そして震災復興はいまだ最初の一歩。一里塚にも立っていない状況です」。
○阿部寿一・酒田市長(総務省からの交付税説明に対し):「国の方々に理解して欲しいことの1つは、まず天候が昔と違っていること。ゲリラ豪雨、爆弾低気圧、竜巻だけではなく、豪雪も異常です。一昔前の豪雪なんかとは全然違う降り方だから。そして2つ目は地域状況、これも全く違います。人口減少や高齢化、さらには公共事業の減少で建設業もつぶれてしまって、重機は役所が自前で抱え込んだりします。高齢者世帯は玄関口まで除雪をしてあげないと出入りができなくなってしまうし。特別交付税の積算については配慮が必要です」。
ささっと書いたメモですから、もしかしたらニュアンスが違っているかも知れません。大意として読んでください。
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