2012年5月16日水曜日

田沢湖再生に向けて


 全国治水砂防協会総会が終了し、午後は企業訪問へ。実は秋田県と市町村が共同して実施する未来づくりプログラムに、仙北市では田沢湖の環境再生を提案したいと考えています。大学等との連携はもちろんのこと、水質改善に実績のある民間企業も訪ね、中和への道筋の立て方、また技術的なことについてお聞きできればと思っています。

 今回は国内でも屈指の浄水・ポンプメーカーのOB、また最新の土木時術を誇る建設会社の研究部門などを訪ねました。写真はそのうちの1社、日本プロジェクトマネジメント協会(都内江東区)でのスナップ。お話しをいただいている方(写真右)は、秋田県のサポーターでもあり、荏原製作所で活躍をした光藤昭男さん。田沢湖のこともよくご存知で、参考になるお話しをいただきました。

 この懇談の時、大変に考えさせられたアドバスがありました。日本プロジェクトマネジメント協会は、目的の達成に向けた能力開発・人材育成を業務とした特定非営利活動法人で、P2M(プロジェクト&プログラムマネジメント)と呼ばれる手法の普及活動を行っています。例えば「田沢湖を生命あふれる湖に再生させる」が目標だったら、その目標を成し遂げるために、どんなプロジェクトを立ち上げて、どんなミッションを達成させれば効果的か、その工程管理の仕方などなど…。市役所が本来持っているべきノウハウに巡り会えたような気がしました。

 これは市役所職員の人材育成対策に有用です。良い方と出会うことができた思いです。ところで明日は仙台で東北市長会。宮城県へ移動しています。

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