竈神さまを保管しているお話しを聞き、再び北上市立鬼の館(岩手県北上市和賀町)へ。職員の皆さまのご厚意で収蔵品を見せてもらいました。なぜか「私も木で竈神さまを彫りたい」思いが…。
急に湧き出て来ました。紙粘土ではなく、新聞紙細工でもなく、木材にノミを入れて人を守る神さまを彫り出したい、そんな強烈な欲求です。美しいとか力強いとか、陰影とかディテールとかに手を合わせるのではなく、もっと純真で単純で日常的に祈ることが大切なのでは…。特に真っ黒な竈神さまが魅力的でした(写真上手前)。館で学芸員の澤藤さんに、「この竈神さまの出処はどこですか?」と尋ねると、「これは近くの岩崎公民館から譲り受けました。たぶん地域の旧家に伝わった竈神さまではないかと思います」と。
明日あたり、古道具屋さんでノミや木槌を探してウロウロしそうです。
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