連日のクマ被害・クマ目撃情報で、野外作業を躊躇している皆さんも多いと思います。原因はさまざま考えられますが、クマ対策の根本は豊かな森づくりが一番だと…。
私の周辺にいるクマはツキノワグマで、自然界には天敵がいないと言われている猛獣です。クマは雑食性ですが、もともとは肉食獣ですから本能的に動物を襲います。進化の中で木の実や植物を食べるようになったと…。一方で森林の今昔を考えると、スギ人工林の拡大から伐期の到来、国産材の低迷と高値安定、さらには異常気象と自然災害の多発…。山の様子が一変していることは、たまに山歩きをする私でも一目瞭然です。ましてクマの生息環境は、きっと大きな変化が起きているはずです。
有害鳥獣の駆除対策は、人員確保がさらに難しくなります。時間はかかりますが、クマが人里におりて来なくても食糧を確保できるよう、豊かな森づくりが一番の対策だと思います。
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