2023年9月21日木曜日

魔物が湖面に踊る


 月夜の晩、魔物が湖面に踊るお話し(田沢湖の面箱石伝説)で、ハイライトシーンをビジュアル化してもらいました。デザイナーは由利本荘市の東海林結花さんです。

 面箱石伝説は、田沢湖の大沢集落で語り継がれてきました。月夜の晩になると、魔物が裏山の祠から翁面を持ち出し、顔につけて湖面に飛んで行って…、ダミ声で唄い朝まで舞い続けると言うもの。村人はこの狂宴を恐れ、魔物が翁面を手にできないよう、巨大な石で封印したのが面箱石です。今回、東海林さんに描いてもらった場面は、まさに物語のハイライトシーン、月光を映す湖面で舞う魔物です。

 曖昧な頭の中のイメージをお伝えしただけで、こんな絵が描けるなんてビックリです。思い通りに場面再現ができました。ありがとうございました。

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