西わらび餅のお話しを聞きたくて、大雪の岩手県西和賀町へ。足もとにある資源を活用した経済活動は、きっと新法人運営の参考になるはず。それにしても…。
あまりの雪で帰りの高速は通行止め、国道107号は大渋滞です。ほっとゆだ(JR北上線湯田駅に併設の温泉)は外から見て我慢しました。さて、西和賀町の特産品に西わらびがあります。アクやスジが少なくて粘りが強い山菜の逸品です。この西わらびの根を晩秋に堀って本わらび粉を精製し、原料100パーセントで手煉りした和菓子が西わらび餅です。町民有志(農業法人や製菓店など)が2010年に〝わらび餅の里づくり協議会〟を立ち上げ、2015年から販売を開始しました。今では全国にファンがいます。
本わらび粉は、根の全体収量の5パーセントしか採れないそうです。西和賀の皆さんはそれぞれ得意技を持ち寄り、根性と技術と意地と郷土愛で本物のわらび餅をつくったと…。また良いお話しに出会えました。
0 件のコメント:
コメントを投稿