2021年10月14日木曜日

2つの水力発電所が同時竣工


 秋田県の水瓶と言われるほど水資源が豊富な仙北市で、地元企業等が主体となって新たに設立した仙北水力発電株式会社(佐藤育男社長:写真上)が、今日2つの発電所を同時竣工させました。

 1つは鶴の湯発電所(最大出力199㎾)、もう1つは小野草水力発電所(最大出力325㎾)です。その電気は地元企業等で優先活用され、また売電収益の一部は市に地域振興基金として提供いただけるシステムです。仙北市は国家戦略特区やSDGs未来都市指定を受け、2019年に地域新エネルギービジョンを策定しました。脱炭素社会の形成を目指し、クリーンエネルギーの導入に向けた様々な政策が加速しています。同社が進める濁沢第1・第2水力発電所計画では、仙北市も資本参加を行う予定です。

 今日の竣工式では、発電所で使用するチェコ製の水車発電機(佐藤社長の横の青い装置)をご縁に、チェコ共和国駐日特命全権大使のマルチン・トムチョさんもご参列をいただきました。ありがとうございました。

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