2021年10月13日水曜日

玉川と北投の温泉提携10年に


 玉川温泉と北投温泉(台北市)の温泉提携10周年事業・記念碑除幕式に出席。主催は仙北市国際交流協会(吉田裕幸会長)です。記念碑は十和田八幡平国立公園の玉川温泉地内に建立されました。

 2011年8月19日、台湾・台北市政府市民大ホールで「北投石が結ぶ温泉提携協定書」締結式が行われました。秋田県の佐竹敬久知事と台北市の郝龍斌市長には立会人をお願いし、玉川温泉の関雅文社長、台北市温泉発展協会の周水美理事長、台北市産業発展局の陣雄文局長、そして私の6人で署名しました。当初は3月25日の締結式を予定していましたが、東日本大震災が11日に発災していったん延期。その後の日程調整を東京都内の台北駐日経済文化代表所(台湾大使館)にお願いし、馮寄台・駐日代表や代表所幹部の皆さんには本当にお手数をおかけしました。

 あれから10年経過しました。仙北市は国家戦略特区の指定で台湾医師を招へいした国際交流の実証事業、温泉を核としたヘルスリゾート事業などを進めてきました。コロナ禍以前は、全国トップレベルで台湾との相互交流を重ね、台湾の皆さまとお付き合いが深まる度に、仙北市は新たな可能性を手にしてきたように思います。今日の記念碑除幕式は、仙北市の市民交流・国際交流の象徴的なできごと、同時に挑戦を続ける仙北市の旅の途中の一コマです。近い将来、必ず頻繁に台湾と秋田間で自由に往来できる日がきます。台湾との人事交流、姉妹校の学校間交流も盛んです。今できることを全力でやりましょう。

 今日は、亡くなった高橋練三さん(初代仙北市国際交流協会会長)も参加していたと思います。練三さん、喜んでいるかな…。
※同10周年記念イベント「台湾祭」を開催します。皆さんのご来場をお待ちします。
・期日 10月16(土)~17日(日)
・会場 仙北市民会館
 詳しくは市ホームページまたは各SNSで。

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