2020年3月18日水曜日

事故から5年「慰霊の集い」


  温泉施設の点検作業中、硫化水素ガスを吸引し坂本榮さん、羽根川次吉さん、柴田政文さんが命を落として今日で5年。悔やんでも悔やみきれない乳頭カラ吹き源泉事故です。

 毎年、事故が起きた3月18日に「慰霊の集い」を開催しています。ご遺族や3人を慕う皆さまが訪ねやすい場所に、そして事故を風化させてはいけないとの思いで、慰霊碑は事故現場から5キロほど離れたアルパこまくさの駐車場に建立しました。今年は暖冬でしたが、慰霊碑の周辺はまだ雪でいっぱいです。それに風も冷たくて、ご遺族の皆さまには寒い思いをさせてしまいました。ごめんなさい。

 私は慰霊碑の前で、「皆さまを思うと、悲しみと喪失感で心が震えます。二度とこのような事故で市民の命を失わない、日常が安全な仙北市となることが、皆さまに報いる唯一の術と心に刻み職務にあたります」と述べました。坂本さん、羽根川さん、柴田さん、どうかお見守りください。

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