2020年3月11日水曜日

東日本大震災から9年、そして…



 東日本大震災の発災、東京電力福島第一原子力発電所の事故から、今日で9年が経過しました。亡くなった皆さまに心から哀悼の意を、また被災した皆さまには改めてお見舞いを申し上げます。


 平成23年3月11日午後2時46分ごろ、東北沖でマグニチュード9.0の大地震が発生し、東北や関東の太平洋沿岸に高さ10mを超える津波が押し寄せました。現在まで死亡が確認できた皆さま、今なお行方不明の皆さまは、あわせて約2万2千人、避難生活者は約4万8千人です。震災直後は、仙北市も停電や物資不足でしたが、とにかく被災地の支援を優先しよう、そんな仙北市民の気運をいただき震災対策が続きました。岩手県宮古市等への救援物資輸送、宮城県女川町からの集団避難の受け入れ、岩手県山田町に現地連絡所の開設、同野田村の震災がれきの受け入れ、さらに多くの仙北市民ボランティアが、各地で炊き出しなどの救援活動を展開しました。


 あれから9年です。大震災でご縁をいただいた方々との交流は今も続きます。仙北市内でやっと立ち直った感があった観光業でしたが、今度は新型コロナウイルスへの対応で窮状に陥っています。でも、私たちは負けません。
※写真は、当時の被災地で見られた震災がれきの山

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