2013年11月3日日曜日

第136回秋田県種苗交換会(3日目)

晴天。本当に爽やかな秋晴れでした。市民会館周辺の協賛第1会場や田沢湖スポーツセンター周辺の協賛第2会場は、朝から多くの皆さんの来場でいっぱい。主催者(JA秋田中央会)は164,000人の人出と発表しています。

 今回の種苗交換会は、東日本大震災で被災した東北農業を、秋田県農業はどんな風に応援できるか、地域農業と東北農業の共存するヒントを探ることも一つの目的になっています。そんな理由で「復興支援と地域の力・食の力」と題したシンポジウムが開催されました。まず基調講演で、震災で妹夫婦が犠牲となった生島ヒロシさん(宮城県気仙沼市:フリーアナウンサー・東北福祉大学客員教授)が「地域の絆」についての特別講演。続いて、震災をきっかけに自治体連携を強く結んだ岩手県山田町の佐藤信逸町長、東日本大震災の際に多くの被災者を受け入れてくれたハイランドホテル山荘の佐々木謙亮総支配人、都市農村の交流の拠点、また震災時のボランティア活動に積極的だった農家民宿「星雪館」の門脇富士美代表、防災の観点から仙北市役所環境防災課の加古信夫危機管理監、そして私も少し参加させていただいて、「地域と食の力」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
 皆さんのお話を要約すれば、「当たり前だけれど、食べると言う行為が人に生きる力を再生させる力がある。もっと食を大切に、農を大切にしよう」です。

 写真はパネルディスカッション終了後、生島ヒロシさんを囲んでの記念スナップ。山田町の佐藤町長が帰った後で残念。右からシンポジウム進行役だった工藤東子さん、門脇富士美さん、生島ヒロシさん、自分、佐々木謙亮さん、加古信夫さん。

 さて4日目となる11月3日は、次のイベントなどがあります。どうぞご来場ください。
・健康を考える集い(午前9時30分~角館交流センター)
・市民参加ステージ「絆/未来へのプロローグ芸能発表(午後1時~市民会館)
・農村で楽しむ仙北はーと展(随時~主に市内各農家民宿)
・アートdeまちあるき・まちなかミュージアム(随時~角館町内)
・アートdeまちあるき・蔵の中の音楽会(午後6時~太田家の蔵)

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