2013年11月17日日曜日

静岡県掛川市と災害協定

11月17日、静岡県掛川市で開催の茶文化プロジェクト戦略会議に参加。茶文化プロジェクトは、掛川市の深蒸し掛川茶(茶葉)、奥州市の南部鉄器(湯沸かし)、岐阜県多治見市の美濃焼(茶器)、それに仙北市の樺細工(茶筒ほか)と言った、日本最高の茶文化を持つ自治体が連携して、緑茶文化を国内外に発信しようと言うもの。

 この戦略会議に先だって本日午前、掛川市役所で掛川市と仙北市との間で「災害時における相互応援に関する協定」を締結(写真:左が松井三郎掛川市長)しました。掛川市では、東海地震や土石流など自然災害に向けた対応力強化で、この4月から危機管理部を新たに設置したとのこと。

 自分は8月9日に発生した土石流災害の現況をお伝えし、また支援への御礼を伝えました。特に9日当日の初動期の仙北市や関係機関の対応がどうだったか、後手に回ったこと、対応が功を奏したことなど、とりまとめが終わった検証結果の全てを掛川市に提供したいとお話をさせてもらいました。掛川市で何らかの参考になればと思います。松井市長からは、掛川市には既に200以上の自主防災組織があること、しかし設立時から相当時間が過ぎたことで、当初想定の活動や動きができるかを心配している旨のお話をいいただきました。防災に“過ぎたる”はありません。異常気象もあって、自治体の多くが防災に懸命の努力をしている現実を強く感じます。

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