2013年7月13日土曜日

一夜明けて市内をパトロール

写真は、降雨が原因で裏山から民家の外壁まで流れ出た土砂です。撮影は今朝ですが、発生は昨日の午後5時過ぎでした。家人がドンと言う音を不審に思い、家の回りを確認したら木と土砂が壁に達していたそうです。

 この他、道路や田んぼの冠水も相当ありました。現在、災害連絡室では被害状況の確認と情報の収集を行っています。午前11時の防災無線一斉送信では、「道路の通行止め等は発生していないこと、河川流量は減少してきたが危険なので近づかないこと」などをお伝えしています。秋田内陸縦貫鉄道は朝から運行していますが、今後の天候の変化を注視しています。

 警察・消防などのご協力もいただいて、人命に関わる事案は発生していません。でも市内には、大雨になると必ず水が上がる場所が複数箇所あって、今回も同じような状況になっています。内水対策は一昨年前から本格化しているとは言え、災害の発生現場では、「市に言えば県だと言うし、県に言えば市だと言うし、建設部か農林部かもハッキリしない…」と指摘がありました。まだまだ対応が足りません。

※昨日から秋田駒ヶ岳に登山し、安否が不明となっていた女性2人は無事が確認されました。

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