2013年7月11日木曜日

西木正明さんのお話し

写真は昨日夕方、角館樺細工伝承館のホールステージで講演をする西木正明さん(仙北市西木町出身)。新潮社記念文学館で開催している「西木正明展~歴史の闇の彼方を見つめて」が、7月6日から始まっています(9月17日まで)。その記念講演で来市をいただきました。講演はかなり面白いお話でした。ほんの一部をご紹介します。

 「~物書きの看板を掲げてこの年まで来ました。でも、そのきっかけをつくってくれたのは高校時代の先生です。それまで私は運動や絵画に夢中で、作文は苦手意識の固まりみたいな分野でした。しかし授業で提出したレポートを読んだある先生が、とても面白い文章だと97点をくれました。この一言で豚も木に登ってしまった…。教育が人生に与える影響の大きさを、今更ながらに感じています~」。

 講演会終了後、忙しなく夕食をとって新幹線に飛び乗った西木さん。国民文化祭の総合プロデューサーもお引き受けいただいて、過密スケジュールのようです。それでも「国文祭で芝居をかけたいねえ」と意欲満々。来月には新刊本も出るそうです。

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