2013年3月10日日曜日

一般質問に答えて


 市議会の一般質問で、安藤武議員から「市長選再選を目指す決意のほどは」とのご質問をいただきました。一般質問の模様はユーストリームで放送していますが、聞き取れなかったと言う方もいたので、答弁の概略をブログにアップします。

《以下答弁内容》
 市長職に就いて3年半が経過しました。前半2年間は過去に起きた事案の対応に多くの時間を費やし、市民の皆様や職員にも辛い思いをさせてしまいました。またこの前半2年間は、市政公約の検証では目標レベルまで到達できていないとの厳しい分析結果がありました。特に所得10パーセントアップの公約に多くの指摘をいただいています。経済は生き物で、世界・国内の政治と連動し、また災害など自然の驚異も大きな変化要因になります。経済の再生が仙北市単独の取り組みで叶うと判断した思い上がり、人間の営みに対する過信など、多くの未熟さ、推測の甘さを反省しています。一方で、公約に掲げた目標を実現するため、既に複数の大規模プロジェクトが動き始めています。この数年で市民の生活や町並み、生産活動に変化が起こることは確実です。

 最近になり、市民の皆様から次期選挙への出馬に背中を押していただくお話が、急速に増えたことを感じています。私を支えていただく後援会でも、既に改選に向けた活動に入っています。
 現任期の政策でやっと具体性が見えてきた後半2年間の検証をどう進めるのか、まだ統計等の数値が出ていないので、算出に苦労が予想されます。平成24年度分でやっとかも知れません。が、検証方法の検討、また至らなかった点に対するご指摘、批判を受け止め、改めるべきは改め、伸ばせる部分は大胆に伸ばしながら、次の4年間の仙北市発展プランを、市民の皆様に提案する準備を進めています。

  組織や機構の再編、行財政の抜本的な見直し、市民生活に不便を来している分庁舎方式から一体型庁舎への移行、所得確保に繋がる経済対策、医療対策、地域づくりの強化などは、何としても取り組まなければいけない課題で、先送りできません。次の4年間も引き続き市政に携わらせていただきたいと決意を固め、準備を進めます。

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