2013年3月1日金曜日
仙北市読書感想文コンクール
平成24年度仙北市読書感想文コンクールの表彰式です。左端の方は審査委員長をお勤めいただいた西宮陽助さん、市長賞には神代小学校5年の千葉由希さん(右手前が選出されました。
今回のコンクールは仙北市教育委員会が主催して第2回目です。合併前も角館図書館後援会や、各町村の公民館事業などで実施されていました。ところで皆さんは仙北市に「市民読書条例」があることをご存知でしょうか。平成23年に制定されていて、秋田県内の市町村では初めて、全国的に見ても宮崎県高千穂町に次いで2例目だと思います。条例では「市民の読書に関する事業を実施するために必要な財政上の措置を講ずる(第4条)」として、市民の読書活動を応援する約束を明文化しています。
この条例の精神を発現する手法の一環として、読書感想文コンクールがあります。大人の皆さんからの作品も募集しましたが、今回は残念ながら応募がなかったとか…。
西宮審査委員長は講評で、「人は自分一人分の人生しか歩けません。他の人にはなれないのです。でも読書はそれを可能にしてくれます。他の国の人にもなれます。読書は他人を理解したり、思いやったりする心を養うことができる尊い行為です。たくさん本を読んで欲しいと思います」と話していました。
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