2013年3月28日木曜日

あいさつ運動の成果

市役所内に一昨年前から設置している「あいさつ運動プロジェクト」。今日は平成24年度の事業報告を、プロジェクト座長の高橋良典さん(市役所社会福祉課勤務)から受けました。

 報告では、定期的なプロジェクト会議の開催、あいさつ運動、市役所庁内以外での地域活動など、その多彩な活動での手応え、または問題点などが指摘されました。具体的な事業内容は次の通りです。
①あいさつ運動名札シールの着用
②全職員に会議報告書を回覧
③各庁舎でのあいさつ運動
④街頭でのあいさつ運動
⑤小・中学校でのあいさつ運動
⑥市内事業所での意見交換会
⑦接遇マニュアルの作成
⑧キャッチコピー各庁舎張り出し
⑨AKITAあいさつ川柳への応募
⑩職員交流会の開催
 などなど。

 また庁内アンケート調査も実施し、詳細な分析結果の報告を受けました。これによると約91パーセントの職員が、職員間でのあいさつは活発と回答。市民に対してはどうかとの問いには、82パーセントの職員が活発にあいさつを交わしているとの結果です。一方で、約27パーセントの職員が、市民からあいさつや接遇について苦情を受けたことがあるという実態も明らかになりました。この数値は、あいさつを褒められたという回答を上回っていて、問題を浮き彫りにしています。

 若手の市役所職員をメンバーに、あいさつ運動を展開してきましたが、改善できたこと、できなかったことなどが混在している状況です。でも報告を聞いていると、メンバー自身はしっかりと自分の考えを伝え、物怖じしない職員に成長していることを感じます。さらに「継続は力」とも話してくれました。こんな姿や心持ちになれたことも大切な成果です。
 今後も庁内でのあいさつ運動を徹底し、それを市内にも広めていきたいと思います。

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