2011年12月1日木曜日

市政報告⑥「総務部関連③」


◇公共施設の安全点検について
 11月3日に発生した市民会館の事故については、被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げるとともに、皆様にご心配をおかけしたことを改めてお詫びいたします。
 この事故を受けて、11月28日には、公共施設を所管する部署の職員を対象に「防火管理者及び施設管理者研修会」を開催しました。研修会では、常日頃の危機管理意識の徹底を図るため、危機管理の基本姿勢や施設の危機管理マニュアルについて確認を行ったほか、角館消防署から講師をお願いし、防火管理者の役割について研修しました。
 また、市の公共施設25カ所について、天井、外壁等を中心に緊急の簡易診断調査を行うこととし、補正予算に「公共施設安全性総点検事業費」を計上しています。ご審議をよろしくお願いします。

◇避難者の受け入れ状況について
 東日本大震災の避難者の受け入れについて、宮城県女川町からの避難者は、10月末で6人滞在していましたが、11月11日までに仮設住宅の完成により全員が帰郷しました。5月6日以来、二次避難として157人が田沢湖高原の4つのホテルに滞在し、総宿泊数は約10,000泊となりました。11月4日に女川町長が本市を訪れ、感謝の言葉をいただきました。今後ともいろいろな面で交流を続けていくことを約束しています。
 福島県の子どもたちの短期滞在については、12月22日まで延長となっていますが、12月23日から2月29日までは、秋田県教育委員会が実施する「福島っ子と秋田っ子の冬期交流プログラム」として受け入れを行うことになります。福島県の児童生徒が仙北市の児童生徒との交流を通して少しでも伸び伸びとした活動ができるように支援したいと考えています。

◇光ブロードバンド基盤整備事業について
 田沢湖高原地区等の光ブロードバンド基盤整備事業は、電柱の共架など許認可手続きに時間を要したため、若干の遅れを生じましたが、既にNTT東日本ではフレッツ光サービスの申込受付を開始し、供用開始は12月1日を予定しています。
 このほか、並行して西明寺地区の一部、神代地区の一部でNTT東日本による光ファイバの敷設工事が行われています。平成24年2月には当該地域でフレッツ光サービスが提供される予定と聞いています。

◇基幹系システムの更新について
 総合評価方式により選考した結果、現システムの納入業者である日立システムズに決定しています。
 10月には、この中心的役割を担うサーバ群の導入と各業務システムパッケージのセットアップが終了しました。
 現在、コンサルタントからの指導の下、各業務システムの精査や各課担当との調整、運用開始のタイミングなどを導入業者と協議しています。
 平成24年1月から、新システムで住民基本台帳の運用を開始し、その後も適時税業務などを運用開始する予定ですが、住民サービスに支障のないよう安全な移行に努めます。

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