2011年12月11日日曜日

【八柳良太郎議員~防災】


●八柳議員質問:市民生活を災害からどのように守るのかについて伺う。①地球温暖化による気候の変化で今後災害はどうなっていくと予想されるか。②ここ数年の災害についての被害状況。③市内に設置されている地震計・温度計・雨量計などの場所はどこか。④集中豪雨被害を受けた市民の暮らしを守る上で、どんな対策が講じられているのか。内水被害常襲区域の12箇所とはどこか。9月補正予算ではどんな対応がされているのか。

●答弁:①気象庁の調査研究によると、日本の平均気温は明治31年以降で、100年あたりおよそ1.1度上昇しているとのこと。特に平成2年以降、高温となる年が頻繁に現れているそうで、大変心配な状態と伺っている。気温の上昇に伴い、熱帯夜(夜間気温が)25度以上の夜)や猛暑日(1日の最高気温が35度以上の日)が増え、冬日(1日の最低気温が0度未満の日)は少なくなっている傾向という。1日に降る雨の量は100ミリ以上という大雨の日数は、長期的に増える傾向だ。これらが地球温暖化が影響していると結んでいる。これら気象の変化を踏まえると、今後はますます大雨災害の発生が懸念される予想が立つ。②ここ数年(合併後から現在まで)の自然災害の発生状況と被害内容について答弁すると、・水害6件で約4億5756万円の被害額、・雪害1件で死傷者が17名、・風害3件で4648万円の被害額、・震災2件で停電や簡水のポンプ停止圧送不能などがある(答弁では発生年月日、箇所、被害状況など詳細を説明)。③市内に設置されている地震計は7ヶ所で角館庁舎、田沢湖庁舎、西木庁舎、角館小勝田中川原、田沢湖生保内上清水、田沢湖田沢鎧畑、西木町上桧木内浦子内に。また雨量観測所は19ヶ所で、角館地域気象観測所、田沢湖〃、鎧畑地域雨量観測所、桧木内地域〃、小山田雨量観測所、角館〃、下桧木内〃、卒田〃、八幡平、玉川温泉、様沢、ブナ森、玉川ダム、下桧木内、角館(小勝田中川原)、生保内(武蔵野)、蛇沢(生保内沢)、仙岩(生保内沢)に設置。気温観測は9ヶ所で角館地域気象観測所、田沢湖〃、玉川温泉、様沢、玉川ダム、角館(小勝田中川原)、生保内(武蔵野)、蛇沢(生保内沢)、仙岩(生保内沢)にある。④内水対策として、今年の豪雨災害を受けて大雨などにより河川の水位が上昇することで、常襲的に内水被害が発生している地域を特定し、予算等の配分を優先的に行う方針を固め、9月の補正予算で國県の補助をいただきながら4ヶ所、角館は北沢川2本、西木は市五郎沢1本、碇沢1本の事業を実施した。また市単独分として、内水対策として向生保内地域の水路改良、荒床羽根ヶ台地域で揚水ポンプ設置などを行った。改めて内水被害常襲区域の12ヶ所をあげると、向生保内地区、谷地川地区、国舘古舘野地区、荒床羽根ヶ台地区、本町山崎地区、城廻地区、上桧木内地区、中里地区、中川地区、雲然地区、八割下延地区、西明寺地区だ。さらに豪雨では地滑りも発生している。県に再三の要望を行っても、なかなか予算が付かない地区もある。そこで市単独で今年4月1日から仙北市応急仮設工事実施要項を策定し、二次被害の危険性、生命や財産を守る公的支援という考え方で、応急仮設工事実施のルールをつくった。民地内での応急架設工事では1ヶ所30万円を限度にしている。

1 件のコメント:

  1. これが民意で選ばれた議員の質問ですか?
    インターネット社会の今日では、①〜③はご自分でお調べになってはいかがでしょうか?
    このような質問、回答のやりとりをしている議会に、仙北市のこれからを任せるのは不安を覚えます。

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