2023年10月12日木曜日

ひつじ田のひつじ稲


 猛暑と大雨の夏が過ぎ、農家の稲刈り作業は大方終わりました。早く刈って残った稲株には、既に青い葉が再生しています。この様子をひつじ田と言います。写真はひこばえの…。

 ひつじ稲(稲孫・再生稲)です。秋田は気温が低いので籾の中に米粒はできません。でも沖縄などでは、同じ株から2度目の米を収穫する再生二期作が行われているそうです。もともと稲は多年草ですから、何回も収穫できる能力があるようで…。お付き合いをいただく茨城県の友部コモンズは、そんな稲の特性を活かし、秋に刈りとった稲の株を越冬させる多年草化栽培に挑戦しています。

 地球規模で言えば、今後も食料不足は続きます。国内では耕作放棄地の保全対策や高齢農業が課題で…。対策の小さな一歩にならないでしょうか。

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